?なぜ私は「ショート・ボブ専門」なのか?髪が顔をカバーできる“絶対的な範囲”

みなさんは、「髪の毛がある意味」って何だと思いますか?

頭を守るため、おしゃれを楽しむため、個性を表現するため……色々な答えがあると思います。
私たち美容師にとっての答えは、「髪を通して、その人を幸せにすること」です。

ただ、この「髪をどう捉えるか」によって、美容師がお客様に提供するアプローチは全く変わってきます。

お客様が自分で切れないから代わりに希望通りに切ってあげるのか。
それとも、流行りのスタイルを作っておしゃれに導いてあげるのか。

私が髪を通じて一番やりたいことは、
『できるだけその人に似合い、その人が本来持っている魅力を最大限に引き出すこと』です。



「似合う(似合わせ)」の限界範囲を知っていますか?


では、そもそも「似合う」という感覚はどこから来るのでしょうか?

実は、髪の毛が顔の形をカバーし、バランスをコントロールできる『範囲』というものは明確に決まっています。

【下の最大の範囲】肩より上の長さ
【横の最大の範囲】自分の顔の横幅の半径の長さ
【上の最大の範囲】自分の顔の縦幅の半径の長さ

少し専門的になりますが、実はこの長さの範囲内でしか、髪型としての「似合わせ」の意味は持たないのです。



この限られた範囲の中で、どういう髪型が一番「あなたらしい」のかを探求し、導いていくこと。それがプロの美容師の本当の仕事です。



「相反するもの」を並べると、弱点が強調される法則

ここで少し、デザインの法則について掘り下げてみましょう。



世の中には『相反するものを並べると、お互いを強調してしまう』という法則があります。
例えば、ふくよかな人と痩せている人が隣り合って並ぶと、お互いの体型がより強調されて見えてしまいますよね。これと同じことが、顔の形と髪型の間でも起きています。

例えば、面長さん。
縦に長いお顔に対して、相反する「横にボリュームが出るような髪型」を合わせると、対比によって余計に面長が強調されてしまいます。

逆に、丸顔さん。
丸く横幅のあるお顔に対して、相反する「ストレートなロングヘア(縦のライン)」を合わせると、対比によってお顔の丸みがドーンと強調されてしまうのです。



今までロングだったのは「見慣れていた」だけかも?

「えっ、でも私ずっと丸顔だけどロングでしたよ?」という方。

厳密に言うと、それは似合っていたのではなく、ただ単に『見慣れていた』だけなのです。

丸顔さんに本当に似合うのは、相反する縦のラインではなく、お顔の形に同調して馴染む「横にボリュームが出る髪型(=ボブスタイル)」です。
そして、横に自然なボリュームを出せるのは、重力の影響を受けにくい「肩より上の長さ」に限られます。(パーマやアイロンを使えば別ですが、ご自宅で洗って乾かすだけ、という条件では肩上カットが必須です)

一方、面長さんは横ではなく「上」にボリュームを出す方が似合います。
重力に逆らって髪を上に持っていけるのは、顔の半径分まで。だからこそ、この範囲での緻密なコントロールが必要になります。




私が「ボブ・ショート専門美容師」と名乗る理由

もうお分かりいただけたでしょうか。

髪型として、その人の骨格や顔型を補正し、本当の意味での「似合わせ」を成立させるには、『決まった長さ(肩より上)以上では作ることができない』のです。

これが、私が【ボブ・ショート専門美容師】を名乗っている最大の理由です。

ただ短くするのではなく、緻密な計算とバランスであなただけの魅力を引き出すショート&ボブ。
「今まで自分の髪型にしっくりきたことがない」という方は、ぜひ豊岡のPureへいらしてください。本物の似合わせカットをご提案します!
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